LWFとは

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LWFとは

LWF(LightWeightSWF)とはGREEが開発しているオープンソース(zlib License)のフレームワークです。
Adobe Flashをオーサリングツールとして利用し2Dアニメーション、ボタン、テキスト等を含んだ独自データを生成します。
LWFデータはUnity、Cocos2d-x、HTML5などで動かすことができます。

Flashで作ってLWFデータに変換。HTML5やUnity、Cocos2d-xで動かせるように


LWFを使用してコンテンツを作る際の利点

  • Flashを使用して多様な環境にアニメーションを制作が可能。Flashさえ扱えれば様々な対応環境向けにアニメーションの制作が可能。
  • Flashアーティストがエンジニアリングなしに、アニメーション及びユーザーインターフェースを制作可能
  • ユーザーインターフェース用とアニメーションエフェクト用といった複数のLWFデータを同時に再生・制御可能なので分業が可能
  • 1ソースでCSS,Canvas,webGLといった描画方式に柔軟に対応し、端末ごとに最適な描画を選択することができる(HTML5向け)
  • 開発元が実務で使っているので、ある程度安定した運用実績がある

こういう案件にオススメ!

  • スマートフォンブラウザ向けにゲームやアニメーションを制作したい
  • スマートフォンブラウザで高いパフォーマンスで動かしたい
  • Flashを使用して視覚的にアニメーションやUIを構築したい
  • Flashで制作したアニメーションをそのままUnityやCocos2d-x等のネイティブ環境で利用したい

HTML5 動作環境

  • PC chrome
  • PC Firefox
  • PC InternetExploler11(非推奨)
  • Android2.x以上
  • iOS4以上

※LWF for HTML5 はスマートフォンでの動作がメインとなっています。
※PCで閲覧する場合はchromeの使用をオススメします。

開発に必要なもの

  • Adobe Flash CS5.5以降のバージョン
    (Flash CS6 推奨)

Flashで制作する際の制限

  • シェイプ(ベクター)は使えません。基本的に全てビットマップを使用します
  • シェイプトゥイーンは使えません。
  • ダイナミックテキストはデバイスフォントのみ利用可※環境により差あり
  • サウンドは使えません。
  • カラー効果はアルファのみ対応(着色、明度等は不可) ※環境により差あり
  • スクリプトはActionScriptではなくjavaScript又はLuaを使用※環境により差あり
  • 変換に使用するswfのバージョンは8のため、フィルターやボーンなど8以降に搭載された機能は使用出来ません
  • マスクは使えません※環境により差あり
  • シンボル名に半角スペースは使えません。


各環境ごとの差分の詳細
https://github.com/gree/lwf/wiki/RendererComparison

制限は多いですが、上記の制限を設けることで高いパフォーマンスや様々な描画方式への対応を実現しています