Unity LWFデータの組み込み
LWF最新版はUnity4.5以降のバージョンで動作します。
目次 |
lwf.unitypackageのダウンロード
unity上でLWF上で動かすためのパッケージをダウンロードしてきます。
https://github.com/gree/lwf/tree/master/csharp/unity/dist
Unityプロジェクトにlwf.unitypackageをインポート
ダウンロードしたlwf.unitypackageをUnityにインポートします。
メニューからAssets -> Import Package -> Custom Package
を選択してください。
そして、先ほどダウンロードしたlwf.unitypackageを選択してください。
すると、下の図のようなインポートウインドウが表示されるので「Import」を選択します。
インポートに成功すればAssetsフォルダにLWF再生に必要なファイル群がインポートされます。
これでLWFデータを再生する準備は整いました。
LWFデータをUnityにインポート
再生の準備は整ったので次は再生したいLWFデータをインポートします。
ResorcesフォルダにインポートしたいLWFデータと画像が入ったフォルダをドラッグ&ドロップしてインポートします。
Unity用のLWFデータはLWFSを使って変換している場合
LWFS_work_output/unity/
以下に生成されています。
LWFデータが入ったフォルダは深い階層に入れても問題ありませんが
必ずResorcesフォルダ内においてください。
再生用のスクリプトを作成
LWFの再生を行うためのComponentを作成します。
まずは、適当な名前のC#ファイルを生成します。
(サンプルではLWFPlayerという名前にしています。)
継承先の変更
ファイルを生成したら開いて、まずは継承先を「MonoBehavior」から「LWFObject」に変更します。
public class LWFPlayer : MonoBehavior {
↓
public class LWFPlayer : LWFObject {
プロパティ追加
次にpublicなパラメータとしてstring型でpathという名前のプロパティを追加します。
public string path;
Update削除
そして、void Update(){}の部分を削除します。
Updateが存在すると正常に再生できないので注意してください。
Startにコード追加
そして最後に、Start()に下記のスクリプトを追加します。
Load (path); ScaleForHeight((int)Camera.main.orthographicSize * 2);
1行目はLWFデータをロードしています。
2行目は表示サイズを調整しています。
全体コード
全体のコードはこうなっています。
あくまでサンプルなので、活用する際は必要に応じてカスタマイズしていってください。
using UnityEngine; using System.Collections; public class LWFPlayer : LWFObject { public string path; // Use this for initialization void Start () { Load (path); ScaleForHeight((int)Camera.main.orthographicSize * 2); } }
空のGameObjectを追加
メニューの GameObject -> Create Empty で空のGameObjectを追加します。
追加したオブジェクトにAdd Componentで先ほど作ったC#スクリプトを追加します。
追加したコンポーネントのpathの欄に再生したいLWFデータ(.bytes)をResourcesフォルダ基準で記入します。
なお、拡張子は必要ありません。
Resources/simpleLWF/simpleLWF.bytesを再生したいときは
simpleLWF/simpleLWFと記入してください。