「Unity LWFデータの組み込み」の版間の差分

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[[File:Lwf unity package import 10.jpg|thumb|500px|none|left|Flashで作ったアニメーションが再生されている]]
 
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UnityではGameObjectの場所にFlashのx:0y:0の座標が来るように表示されます。<br/>
 
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2014年9月30日 (火) 19:47時点における版

LWF最新版はUnity4.5以降のバージョンで動作します。

目次

lwf.unitypackageのダウンロード

unity上でLWF上で動かすためのパッケージをダウンロードしてきます。
https://github.com/gree/lwf/tree/master/csharp/unity/dist

lwf.unitypackageを選択

view.Rawを選択するとダウンロード開始


Unityプロジェクトにlwf.unitypackageをインポート

ダウンロードしたlwf.unitypackageをUnityにインポートします。
メニューからAssets -> Import Package -> Custom Package
を選択してください。

Custom Packageを選択


そして、先ほどダウンロードしたlwf.unitypackageを選択してください。
すると、下の図のようなインポートウインドウが表示されるので「Import」を選択します。

Importを選択


インポートに成功すればAssetsフォルダにLWF再生に必要なファイル群がインポートされます。
これでLWFデータを再生する準備は整いました。

※mainはUnityのシーンファイルなので関係なし


LWFデータをUnityにインポート

再生の準備は整ったので次は再生したいLWFデータをインポートします。
ResorcesフォルダにインポートしたいLWFデータと画像が入ったフォルダをドラッグ&ドロップしてインポートします。

unity用LWFデータ

Unity用のLWFデータはLWFSを使って変換している場合
LWFS_work_output/unity/
以下に生成されています。

LWFデータをインポート

LWFデータが入ったフォルダは深い階層に入れても問題ありませんが
必ずResorcesフォルダ内においてください。

再生用のスクリプトを作成

LWFの再生を行うためのComponentを作成します。
まずは、適当な名前のC#ファイルを生成します。
(サンプルではLWFPlayerという名前にしています。)

右クリックして Create -> C# Script を選択


継承先の変更

ファイルを生成したら開いて、まずは継承先を「MonoBehavior」から「LWFObject」に変更します。

public class LWFPlayer : MonoBehavior {

public class LWFPlayer : LWFObject {


プロパティ追加

次にpublicなパラメータとしてstring型でpathという名前のプロパティを追加します。

public string path;


Update削除

そして、void Update(){}の部分を削除します。
Updateが存在すると正常に再生できないので注意してください。

Startにコード追加

そして最後に、Start()に下記のスクリプトを追加します。

Load (path);
ScaleForHeight((int)Camera.main.orthographicSize * 2);

1行目はLWFデータをロードしています。
2行目は表示サイズを調整しています。

全体コード

全体のコードはこうなっています。
あくまでサンプルなので、活用する際は必要に応じてカスタマイズしていってください。

using UnityEngine;
using System.Collections;

public class LWFPlayer : LWFObject {

	public string path;

	// Use this for initialization
	void Start () {
		Load (path);
		ScaleForHeight((int)Camera.main.orthographicSize * 2);
	}

}


空のGameObjectを追加

メニューの GameObject -> Create Empty で空のGameObjectを追加します。

右クリックして Create -> C# Script を選択


コンポーネントを追加

追加したオブジェクトにAdd Componentで先ほど作ったC#スクリプトを追加します。

先ほど作ったコンポーネントを追加


追加したコンポーネントのpathの欄に再生したいLWFデータ(.bytes)をResourcesフォルダ基準で記入します。
なお、拡張子は必要ありません。
Resources/simpleLWF/simpleLWF.bytesを再生したいときは
simpleLWF/simpleLWFと記入してください。

再生したいLWFデータのパスを記入

再生して確認する

再生するとFlashで作ったアニメーションがUnity上に表示されます。
これで組み込みは成功です。

Flashで作ったアニメーションが再生されている


表示位置について

UnityではGameObjectの場所にFlashのx:0y:0の座標が来るように表示されます。
もしFlashのステージの中心を基準にしたい場合は、Startの二行目に記述したスクリプトを下記のように変更してください。

ScaleForHeight((int)Camera.main.orthographicSize * 2);

FitForHeight((int)Camera.main.orthographicSize * 2);