「LWFとは」の版間の差分

提供: LWF Wiki
移動: 案内検索
(開発に必要なもの)
(はじめに)
1行: 1行:
==はじめに==
+
==LWFとは==
LWF(LightWeightSwf)とはGREEが開発しているオープンソースのフレームワークです。<br/>
+
LWF(LightWeightSWF)とはGREEが開発しているオープンソース(zlib License)のフレームワークです。<br/>
Adobe Flashの強力なオーサリング機能を用いてUnityやCocos2d-x、HTML5で2Dアニメーション及びゲームを制作することができます。<br/>
+
Adobe Flashをオーサリングツールとして利用し2Dアニメーション、ボタン、テキスト等を含んだ独自データを生成します。<br/>
このwikiでは主に「LWF for HTML5」での制作の方法について触れていきます。<br/>
+
LWFデータはUnity、Cocos2d-x、HTML5などで動かすことができます。<br/>
また、ある程度Flashを用いたコンテンツ制作やjavaScriptについての知識がある前提で話を進めていきます。<br/>
+
 
<br/>
 
<br/>
 
[[File:To sp.png|thumb|600px|none|left|Flashで作ってLWFデータに変換。HTML5やUnity、Cocos2d-xで動かせるように]]
 
[[File:To sp.png|thumb|600px|none|left|Flashで作ってLWFデータに変換。HTML5やUnity、Cocos2d-xで動かせるように]]
 
<br/>
 
<br/>
<span style="color:#990000">
 
【注意】<br/>
 
このwikiは「LWF for HTML5」をベースに書かれています。<br/>
 
他の環境向けにも、似たようなAPIや機能はありますが、対応していないものもあるので注意してください<br/>
 
</span>
 
  
 
==LWFを使用してコンテンツを作る際の利点==
 
==LWFを使用してコンテンツを作る際の利点==

2014年9月18日 (木) 16:08時点における版

目次

LWFとは

LWF(LightWeightSWF)とはGREEが開発しているオープンソース(zlib License)のフレームワークです。
Adobe Flashをオーサリングツールとして利用し2Dアニメーション、ボタン、テキスト等を含んだ独自データを生成します。
LWFデータはUnity、Cocos2d-x、HTML5などで動かすことができます。

Flashで作ってLWFデータに変換。HTML5やUnity、Cocos2d-xで動かせるように


LWFを使用してコンテンツを作る際の利点

  • Flashを使用して多様な環境にアニメーションを制作が可能。Flashさえ扱えれば様々な対応環境向けにアニメーションの制作が可能。
  • Flashアーティストがエンジニアリングなしに、アニメーション及びユーザーインターフェースを制作可能
  • ユーザーインターフェース用とアニメーションエフェクト用といった複数のLWFデータを同時に再生・制御可能なので分業が可能
  • 1ソースでCSS,Canvas,webGLといった描画方式に柔軟に対応し、端末ごとに最適な描画を選択することができる(HTML5向け)
  • 開発元が実務で使っているので、ある程度安定した運用実績がある

こういう案件にオススメ!

  • スマートフォンブラウザ向けにゲームやアニメーションを制作したい
  • スマートフォンブラウザで高いパフォーマンスで動かしたい
  • Flashを使用して視覚的にアニメーションやUIを構築したい
  • Flashで制作したアニメーションをそのままUnityやCocos2d-x等のネイティブ環境で利用したい

HTML5 動作環境

  • PC chrome
  • PC Firefox
  • PC InternetExploler11(非推奨)
  • Android2.x以上
  • iOS4以上

※LWF for HTML5 はスマートフォンでの動作がメインとなっています。
※PCで閲覧する場合はchromeの使用をオススメします。

開発に必要なもの

  • Adobe Flash CS5.5以降のバージョン
    (Flash CS6 推奨)

Flashで制作する際の制限

  • シェイプ(ベクター)は使えません。基本的に全てビットマップを使用します
  • シェイプトゥイーンは使えません。
  • ダイナミックテキストはデバイスフォントのみ利用可※環境により差あり
  • サウンドは使えません。
  • カラー効果はアルファのみ対応(着色、明度等は不可) ※環境により差あり
  • スクリプトはActionScriptではなくjavaScript又はLuaを使用※環境により差あり
  • 変換に使用するswfのバージョンは8のため、フィルターやボーンなど8以降に搭載された機能は使用出来ません
  • マスクは使えません※環境により差あり
  • シンボル名に半角スペースは使えません。


各環境ごとの差分の詳細
https://github.com/gree/lwf/wiki/RendererComparison

制限は多いですが、上記の制限を設けることで高いパフォーマンスや様々な描画方式への対応を実現しています